マルウェア
「マルウェア」というのは、悪意のあるプログラムのことです。「(広義の)ウイルス」とも呼びます。マルウェアがコンピューターに組み込まれてしまう(「感染する」と言います)と、コンピューターは正常に機能しません。それが脅威となったり、サイバー犯罪に利用されることが多いです。
マルウェアは、性質によって、主に次のようなタイプに分けられます。1.ウイルス(狭義)。2.ワーム。3.トロイの木馬。4.スパイウェア。5.ボット。
人によっては、ウイルス・ワーム以外を「マルウェア」と呼ぶ方もいらっしゃいます。上記のタイプ分別は公に決められたものではありません。人によってもウイルス対策ソフトによっても、タイプの分け方が異なります(ウイルス(狭義)とワームは性質が似ているので区別せず、両方のタイプを合わせて「ワーム」という一つのタイプと呼ぶなど)。
マルウェアに感染する経路は、主に次の5つです。1.USBメモリなどの外部記録媒体。2.eメールの添付ファイル。3.HTMLメール。4.ファイルのダウンロード。5.WEBページの閲覧。
少し補足しますと、1.人からもらった外部記録媒体をパソコンで利用したら(USB接続したり、CD-Rを読み込むなど)、それに入っていたマルウェアがパソコンに入ってしまって感染します。2.eメール(インターネットを利用したメールのこと)の添付ファイルそのものがマルウェアで、添付ファイルを開くと感染します。3.HTMLメールにマルウェアが含まれていて、HTMLファイルを開く(読む)と感染します。4.あるWEBページからファイルをダウンロードしたり、ファイル共有ソフトを利用してファイルをダウンロードすると、そのファイルがマルウェアであって感染します。5.あるサイトに行くだけ(WEBページの閲覧)で、マルウェアがダウンロードされて感染します。
マルウェアは、これまでに多くの人が作ってきて、あまりにもたくさんのプログラムが出回ってきました。それぞれは、公の名前がないものも多く、ウイルス対策ソフトによって名前が異なっていることがあります。また、さまざまな症状を起こすマルウェアも多く、タイプが定まりにくいものもあります。ですから、同じようなマルウェアでも、ウイルス対策ソフトによっては、別のタイプに分類されていることがあります。