なりすまし
「なりすまし」というのは、実在する個人や団体を装って(なりすまして)活動することをいいます。
なりすましという犯罪は、次のような形で行われます。1.利用許可のない者が、他人のアカウントを使用して、特定のコンピューターを操作します(情報を盗んだり変更したりなど)。これを「不正アクセス」といいます。2.メールの送信元を偽装し、特定の人とメールを送受信したり、他人に迷惑メールを送ります。3.金融機関や実在するサイト等に偽装してHTMLメールを送りつけ、フィッシング詐欺等を行います。4.(実在するサイトに扮した)偽サイトに誘導し、詐欺をはたらいたり、個人情報を盗みます。
「フィッシング詐欺」というのは、次のような手口のものです。まず、悪意を持った者が、金融機関や実在するサイトに扮してHTMLメールを送ります。そのメールでは、更新を謳って、受信者にポップアップウィンドウを開かせるか、もしくは、本物とそっくりの偽サイト(「フィッシングサイト」と呼びます)にリンクさせて、個人情報やID・パスワード等を入力させます。フィッシング詐欺を行う者は、この情報を盗み、悪用します。
「アカウント」というのは、あるコンピューターシステムを利用するときにシステムから与えられる利用許可証のようなものです。システムは、利用許可を与えた者に、それぞれを識別するためのIDを付します。システムが管理するIDは、人が利用するには不便な英数字列です。そこで、それぞれのIDに対応した文字列「ユーザー名」を決め、システムではIDとユーザー名の対応表を管理します。また、ID(ユーザー名)にパスワードを設定することができ、やはりシステムで対応表を管理します。こうして、利用許可を与えられたユーザーは、ユーザー名とパスワードを入力することで、利用許可証を示したことになり、そのシステムを利用することができます。このユーザー名(ID)のことを、もしくは、パスワードと両方をあわせて「アカウント」といいます。