セキュリティ対策についてのWebサイト「PC初心者のセキュリティ対策」のウイルス対策ソフト

 

ウイルス対策ソフト

マルウェア対策と聞いたら難しく感じるかもしれませんが、パソコンに不慣れな方にとって最も簡単な対策は、ウイルス対策ソフトの導入だと言えます。ウイルス対策ソフトは、「アンチウイルスソフトウェア」「ワクチン」とも呼ばれています。

ウイルス対策ソフトをパソコンに導入すると、次のような仕事を行ってくれます。1.常に、もしくはユーザーの指示により、パソコン内部のファイルを監視し、ウイルスの検索を行います。2.外部からパソコンにファイルが入ってくるとき(Eメール受信・ダウンロード・外部記録媒体からの読み込み)、そのファイルをチェックし、ウイルスの検索を行います。3.ウイルスや、おかしな動作をするプログラムを発見すると、除去するか、もしくは、それが動作しないように一時隔離します。除去・隔離ができない場合、そのファイルや感染元へのアクセス(そこにある内容を読み込んだり、実行しようとすること)を遮断します。

以上のような働きを行うウイルス対策ソフトは、パソコンを利用する者が導入すべきものだと言えます。ウイルス対策ソフトは、市販されているものや、インターネットから無料でダウンロードできるものがあります。

ウイルス対策ソフトを使用するときの注意点がいくつかあります。それは次の通りです。1.ウイルス対策ソフトの更新を怠らない。2.複数のウイルス対策ソフトを導入することを避ける。3.ウイルス対策ソフトを動作させると、パソコンが重くなる(パソコンの動作が遅くなること)ことがある。4.偽のウイルス対策ソフトを導入しない。

これらの注意点について、もう少し詳しく説明させて頂きます。1.ウイルス対策ソフトは、これまで出回っていたマルウェアのパターン(「定義ファイル」といいます)をもっていて、それと同じパターンがパソコン内部のファイルにあるかどうかをチェックします。マルウェアというのは、次々と新しいものが出回りますので、そのたびに、セキュリティベンダー(セキュリティ対策用ソフトを開発する会社のこと)はそれらを解析して定義ファイルを作成します。パソコンユーザーは、これらの定義ファイルを自身のウイルス対策ソフトに追加しないと、新しいマルウェアに対応できません。また、マルウェアの中には、ウイルス対策ソフトの弱点を突くものがあります。それでウイルス対策ソフトも改良されていきます。これらの理由から、日頃から更新を怠ってはいけないということです。

2.他社製のウイルス対策ソフトを複数使用すると、それ同士が競合し、パソコンに不具合が生じることがあります。そのため、複数の利用は避けるのが無難です。

3.パソコンを利用する時は複数のアプリケーションソフトを使うことが多いと思うのですが、その時、パソコンシステムはセキュリティソフトを優先するようになっています。そのため、ウイルス対策ソフトを動作させると、どうしてもパソコンが重くなります。それが気になる方は、ウイルス対策ソフトのセキュリティ度を下げる(ように設定する)ことで軽くすることができます。また、常駐しないタイプのものを利用する方法もあります。

4.ちまたには、ウイルス対策ソフトを謳った偽ソフトがあります。それらは、マルウェアの検知・除去等の仕事をほとんど行わないか、全く行いません。最悪の場合、そのソフトによってマルウェアに感染することもあります。ですから、一般的に有名な会社のソフトを利用することが安全です。偽ソフトは、有名な会社やソフトと似た名前を表示していることがありますので注意してください。

ウイルス対策ソフトを導入していても、マルウェアに感染することはあります。ウイルス対策ソフトの更新をしていなかったり、期限切れだった場合です。その他に、ウイルス対策ソフトの機能を阻害するマルウェアや、セキュリティベンダーのサイトへのアクセスを阻害するものや、「ステルス化(自身を、検出されにくい形に変化させること)」するマルウェアなどがあるからです。ソフトを導入しても、それだけでは安心せずに、日頃からご自身のパソコンの動作(特に急な変化)に気を付けたり、マルウェアの情報に敏感になってください。ご心配であれば、セキュリティベンダーやOSの会社に問い合わせてみてください。